コラム:どんな場面でも、母子フィジサポは大活躍
2024/03/01
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コラム~スタッフのつぶやき
2024年3月1日(金)
スタッフの南の島の熟女です。
私は約20年前に、母子フィジの代表:吉田敦子さんと出会い、
今もずっと学ばせていただいています。
17年前に「骨盤ケア」「べびぃケア」と言う
2つのメニューで助産院を開業し、
2年半前からは母子特化型訪問看護ステーションを開設しています。
助産院と訪問看護では、母子フィジサポの出番は全く違います。
「その人らしさを大切に」のゴールは一緒です。
◇助産院
「骨盤ケア」「ベビーケア」を学びたい人が来院します。
病院や友人からの紹介の方が多いので、
ある程度知識を持たれています。
こうなりたい、こうしたい!と目標をもっておられるので、
一緒に考えて同じ方向に向かってサポートいたします。
よって目標達成はとても早いです。
◇訪問看護
母子フィジサポを全く知らない方がほとんどです。
また、産後鬱の方が多いので、寝れない・身体が痛くて
心も重くて起き上がれない・育児どころではない方々です。
赤ちゃんは妊娠中のケアも全くない状態で生まれてきているので、
胎内姿勢を整えるどころではなく、分娩となり
(帝王切開・吸引が多いです)
産後はずっと泣く・寝ない・ぴんぴん反りまくって、
哺乳困難などの育てにくいことが多いです。
今回は母子特化型訪問看護で、
いかに母子フィジサポが大活躍しているかを
お伝えしたいと思います。
基本、保健指導はほぼ行いません、行えません。
回復期になってママが興味を持ってくれた時に、
初めてお伝えすることが多いです。
ママに対しては傾聴しながら必ず身体ケアを行っています。
おしゃべりしながら・・・もしくは熟睡中に、
地味に足指を回したり、なんとなく操体法を行ったり。
赤ちゃんに対しては、こそっと遊びまくります。
最後はおまじないかけて、寝かせて訪問を終えます。
いつの日か、なんか助産師さんが来てくれた日だけは、
「よく寝るんですよね~」
「うんちがよく出るんですよね~」など言ってくれたら、
自己満足ですが一人で喜びます。そんな感じです。
特に産後うつの方は、心も身体もしんどい。
赤ちゃんが育てにくいから、さらに心と身体がしんどくなる悪循環。
母子共にセットでケアが出来ると、
訪問看護の嬉しい卒業はとても早いです。
助産院を開業した時も、
母子フィジサポに出会って本当に良かった~と毎日思ってましたが、
訪問看護を始めて切れ目のない支援を行っているので、
さらに大活躍しています。
むしろ母子特化型訪問看護を行っているなら、
母子フィジサポを知らないと、どうやって訪問に行くんだろう?と思います。
皆様の働く環境下で、母子フィジサポ、どう大活躍されてますか~?