職場で「骨盤ケア部」発足
2024/06/07
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コラム~スタッフのつぶやき
2024年6月7日(金)

こんにちはフィジーです(^^♪
先日の茶話会で素敵なお話をして下さった
北海道のお仲間さんから近況報告が届きました!
職場で「骨盤ケア部」なるものを立ち上げたそうです!
興味津々!!(*´▽`*)
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私は総合病院に勤務する23年目の助産師です。
骨盤ケアに出会って約18年ほど。
今年からフィジサポの正会員となり、
5月25日フィジサポ茶話会に初めて参加させていただきました。
その中でお話させていただいたことを感想も交え、
ご紹介したいと思います。
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テーマは「授乳について」
乳房マッサージ以外にできるフィジサポ的ケアについて、
たくさんのアイディアや経験談を聞くことが出来ました。
皆さん、骨格が透けて見えてるのかな?
と思うほど詳しくて、
どんな視点で全身を観ているのか
沢山の名言や勉強になるお話が出ましたが、
メモを取るのが遅くてもう1回聞き直したいくらいです…。
急性期の乳腺炎の方に出来そうなケアのアイディアも頂き、
「心地よいことしかしないことが鉄則!」
という、フィジサポらしい、
当たり前のようで難しいこの心構えも再確認できました。
この「心地よい」がなかなか厄介で、
私の今まで関わった大抵のお母さんは
この「心地よい」がよく分からないとおっしゃいます。
(私の指導が上手くないという要因もあるかもしれません…)
茶話会の中でも、
女性が関心を寄せている事柄で
どうも体の痛みや疲れ、心の状態などに目を向ける優先順位が
低くなっている方が多いのではないか?
という意見もありました。
骨盤ケアを学んで約18年ほど経つのですが、
私が自分自身の骨盤ケアを続けてこれたのは
この「心地よい」が分かっているからだと思います。
自分を大切に出来ると、健康で穏やかでいられるし、
目の前にいる人にも優しくなれる。
これは、お母さんはもちろん、
支援者にも言える事だと思います。
そこで、
4月から自部署のスタッフ対象に
「骨盤ケア部」
というのをやってみることにしたのです。
(これは私のオリジナルではなく、他の方がやっていたのを真似たものです)
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支援する側も、
自分の体や心を大切にすること、
自分自身にいかがですか?と問うことを
体験して欲しい!
まずは支援者が元気になろう!
自分の心地よいが分かれば、
お母さんの心地よさを探る感度も高まるはず!
という思いで、月2回、部活と称して活動を始めました。
難しい事は一切話さず、
体の感覚を感じてもらうことに徹しています。
初回は、さらしを巻くこともせず
体一つでできる操体法をやるだけというマニアックな
内容にしました。
部員数は今のところ4人と少ないのですが、
一人一人体も違って、
操体法一つとっても、座位で出来ない人、
臥位でも呼吸が浅い人、
気持ちいいを全く感じない人…
何で出来ないんだろう?を紐解くのが興味深い。
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仕事中にお母さん相手にこんなにまじまじと体を見れないので、
最初はスタッフのために!と始めたのに、
自分がとても勉強になっています。
真面目に続けてくれてる人、
一日でやめちゃった人、それぞれですが
みんな家族のために自分の事は後回しで、
一生懸命頑張って働いている人ばかり。
自分の体を大切にしたいと思っても、
何が心地よいのかも分からないほど混乱している。
簡単に手に入るオシャレや食べ物や旅行が
自分を大切にすることだと思っている。
この活動を通して、もっとシンプルに、
体の声を聴くきっかけになって欲しいと思います。

そして、自分の家族に、目の前のお母さんに、
赤ちゃんにも同じようにしたいと思ってくれると良いなぁと、
まだ始めたばかりで手探りですが、
これからも続けていきたいと思います。

