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コラム:沖縄県の母子フィジサポの活動の現状

コラム~スタッフのつぶやき

2023年12月22日(金)

 

スタッフの南の島の熟女です。

 

沖縄県の母子フィジサポの活動の現状について

お話ししようと思います。

 

沖縄県には現在、総合病院・産科クリニックがそれぞれ各10か所。

おそらく、どの施設にもフィジサポセミナー受講生が、

最低1名は在籍していると思います!!

 

そして60か所を越える開業助産院では、

「骨盤ケア」「べびぃケア」というケアメニューが

当たり前のように存在しています。

 

なぜ沖縄では、

こんなに母子フィジカルサポートが広がっているのでしょうか?

それには沖縄の地域性ならではの大きな理由が2つあります。

 

1つ目は、「ゆいまーる精神」。

2つ目は、「夜型生活」。

※ゆいまーる精神とは?沖縄の方言で

 :助け合う・一緒に頑張ろう・共同作業を意味する

 

沖縄にて、過去5年間の間に、

全母子フィジサポセミナーを4回開催いたしました。

 

沖縄は本土と陸つながりではない島なので、

セミナーを受けるためには、飛行機に乗って移動し、

日帰りは難しいので必ず連泊します。

 

その為、

経済的に負担が大きく、セミナー受講率が伸びませんでした。

 

だったら、「沖縄で沢山セミナーを開催しよう」と、

吉田代表と作戦会議をして長期戦での計画を立てました。

 

その結果、「骨盤ケア」「べびぃケア」と言う言葉を知らない

助産師・ママ達はほぼいない地域に変わっていったのです。

 

さらに、セミナーが終わった後の楽しいお疲れ様会。

そして3か月ごとのオフ会を行いました。

オフ会には、セミナー受講者以外の方も沢山参加してくれていました。

助産師だけでなく、歯科関係者・保育士も・・。

おそらく1回のセミナー受講人数より多かったと思います。

 

また夜型の沖縄では、21時に開始し、日が変わることも多々ありました。

1人ではなく、みんなで楽しく一緒に学ぶ!

この夜会があってこそ、今の現状があると思っています。

 

母子フィジサポセミナー受講後に、

参加者の皆様がどうアウトプットするかが、モチベーションの維持と、

その地域での広がりに大きく影響してくるのではないないでしょうか?

 

母子フィジサポの理念でもある、

「その人らしさを大切に」を沖縄県の母子支援者皆で掲げて

沖縄県全体の母子問題の解決に向かっていけたらと思っています。