コラム:2歳4か月、からだの「安全基地」が育む力
2026/11/06
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コラム~スタッフのつぶやき
2026年(令和8年)11月

生後間もなくから関わってきたAちゃんのお母さんから届いたメッセージ。
「今日ゆっくりAを見ていて思ったんです。
赤ちゃんの頃、からだ作りや首の支え、
離乳食なんかをかなりゆっくり丁寧にしてきたから、
今こんなに集中力もあって、
色んなことに挑戦できているのかなって」。
当時のことを振り返れば、
周りから「縦抱きでも大丈夫!」と言われたり、
抱っこの仕方を説明しても、
夫や親戚が不満気だったりやってくれなかったりと、
くじけそうな時もありました。
それでも子どもの心地よさを探して、
夫も巻き込んで関わりを工夫してきたお母さん。
その丁寧な積み重ねがあったからこそ、
Aちゃんは「快・不快」をしっかり感じ取り、
受けとめてもらった安心感の中で育ってきました。
触られたくない部位・嬉しい部位を素直に伝えたり、
お腹が痛いときに「温めて」とおねだりしてそのままスヤスヤ眠ったり。
「自分の心地よさをちゃんと知っているんだなあ」とお母さんは改めて思ったそうです。
「こういったことを(専門職側が)伝えるのは大変なんだろうなと思います。
効果が出るまで時間がかかるから、納得しない人もいると思う。
でも、心の安全基地と似た感じで『自分の身体が安心な場所』にいると、
他の活動により取り組める――Aを見ていて、そんな感じなのかなって思うんです」
命に関わることではないかもしれない。
だからこそ、赤ちゃんがゆっくりと時間をかけて発達していく意味を、
丁寧なからだ育てが子どもに与える「生涯の安心感」と「生きる力の土台」を、
お母さん自身が語ってくださった宝物だと思いました。
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